
グラフィックデザイナーの分野でフリーランスをやっていてつらい経験は誰しもありますよね?
数年グラフィックデザイナーの分野でフリーランス経験をして、つらい実体験をもとにいくつかの突破方法をご紹介します。
今もやもやを抱えているそこのあなたも、この記事を見れば心が軽くストレスが軽減!もっと仕事が上手く回り始めますよ。
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グラフィックデザイナーのフリーランスでつらいと感じたこと

新規クライアントの獲得&リピーターを作ること
フリーランスで活動し始めた頃は、ほとんどの人はクライアント0の状況からスタートします。
いざフリーランスになってみて、お仕事がないことには生活費も稼げません。
新規のクライアントには、
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- 自分がどういう仕事をしているか
- 得意分野は何か?
- 提案できることは何か?
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など、一から知ってもらう必要があります。
また、新規のクライアントと取り引きを終えても、またお願いしたいと思われる成果物と感じてもらえなければ、リピートしてお仕事をもらえるとは限りません。
デザイン+マーケティング要素の提案力が求められる
会社に在籍しているグラフィックデザイナーと違って、フリーランスのデザイナーでは、デザインの構成・コンセプト・キャッチコピー・レイアウトなど全て自分で行う必要があります。
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ただ枠の中に、クライアントの要望があったテキストや素材を切り貼り&レイアウトすることでもデザインはできますが、本当に解決したい・求められているデザインの効果を発揮させることができません。
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「ただチラシを作ってください」というクライアントではなく、「9.5割は何かデザインで悩みを解決したい」という背景を抱えているクライアントがほとんど。
その悩みや課題を解決するためにお金を支払ってもらっているので、それなりの価値を提供することが基礎の部分となります。
取り引きクライアントが多くなるので厄介なクライアントに当たることもある
フリーランスのグラフィックデザイナーでは、ネット上、前の職場の関係、友人・知人と仕事の範囲が広がります。
自分に関係の近い間柄ではあまりトラブルになりにくいですが、クラウドソーシングのようなネット上の顔の見えない相手では、時に厄介なクライアントに当たることも。
「修正の作業が多い」「途中までOKをもらって進んでいたのに、急遽大幅な変更依頼がある」など「えぇぇ~~~、それは先に言っといてよぉ~~~」と突っ込みたくなることもしばしばです。
結構手間がかかる作業なのに、「これぐらいの修正作業なら無料でやってほしい」というクライアントも普通にいますよ。
予期せぬ修正作業やデザインのやり直しに時間がかかることがある
クライアントと契約前に、案件の大まかな取り決めをしておかないと、後からどんどん修正作業を追加されることも経験しました。
フリーランスのグラフィックデザイナーなので、その辺の取り決めも自分で決定できますし、逆に最初に決めておかないと案件がいつまでも終わらせられないこともあります。
「何回までの修正なら可能か?決められた回数を超える場合、追加修正作業はいくらか?」と最初に聞いてくれるクライアントもいますが、なあなあでグダグダになるのも良くありません。
つらい体験から突破方法を教えます【心を楽にする行動】

新規クライアントの獲得&リピーターを作ることが難しい→【数多く案件をこなす】
実際自分の足で営業をしてクライアントに営業をかけるのもいいですが、私はネット上のクラウドソーシングの見積もり応募をして営業しています。
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リアルで営業するのはコスパが悪いです。
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ネット上であれば、1日10件の見積もり応募=営業することができるので活用しています。
クラウドソーシングでの提案文の書き方は、下記の記事で解説しています。
合わせて読みたい
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クライアントが募集している案件の内容や、希望金額、納期期限などで応募するかどうか決めますが、基本的に自分がやれそうだと思った案件には応募しまくってOKです。
そうすると、デザインの受注を受注できる確率も上がり、リピーターになってくれるクライアントも増えていきます。
デザイン+マーケティング要素の提案力が求められる→【転職することが手っ取り早い】
以前転職した会社でデザイン+マーケティングの内容を一通り学んで実践していたので、ここで経験やノウハウが役立ちました。
スクールなどに通えばデザインの勉強をできないこともないですが、働きながらお給料ももらいながらスキルアップしたい人は、デザイン会社やマーケティング関連の事も学べる広告デザイナーという道があります。
私は、イラストレーターやフォトショップは独学で勉強して、練習用で書いたデザイン画数点や鉛筆デッサンなどの作品を面接の時に提示しました。
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実を言うと、最初は派遣から入ってバイト感覚で入社しましたが、5年半も在籍するとデザインやマーケティングの知識やスキルも身に付くのでおすすめです。
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私自身が派遣社員なのに、正社員で同じ部署に配属された新入社員を指導する立場にもなりました(笑)
クライアントの対応などが厄介な場合→【肌が合わない場合は断る】
自分のやり方や考え方と大きく違う場合は、案件を進行中でも思い切って契約破棄でもOKです。
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そんなことしたら、フリーランスの評価がた落ちじゃないの?!
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と私も最初は考えましたが、ブラッククライアントと無理に仕事して精神がすり減るのはよくありません(><)
マジでメンタルやられます。
少々のことは我慢しますが、このように仕事を進行するのは難しい、肌に合わないと感じた場合にはお断りする方が無難。
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- 上から目線で言ってくる(メールで)
- 明らかに理不尽なお願いをしてくる
- 契約時に取り決めたこと以外のことで対応が難しい要求をしてくる
- コミュニケーションが上手く取れない
- 求めるデザインのクオリティが高すぎる
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もちろん、「こちらのコミュニケーション不足、デザインの力不足で申し訳ありません」というような歩み寄る形で、こちらもご要望に叶えず申し訳ないという姿勢は見せてくださいね。
予期せぬ修正作業・やり直しに時間がかかる→【条件を付けて交渉する】
契約金額から逆算して、作業量などを割り出します。
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- だいたい何時間で作成するのか
- 何日ぐらいかかる作業か
- 修正作業は何時間ぐらいで終わらせるか
- 何回まで細かい修正の回数上限を設定するか
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厳密にそれぞれを計算すると大変だし、予定通りにいかないこともあるので、上記のことを契約段階でざっくり決めています。
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例えば、名刺デザインのような狭い面積の案件を1~3日でやれるところを、1ヵ月もかかってしまったとすると時給換算しても割に合いません。
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というか、時給はマイナスでただ働きしているのと同じだし、クライアントにも進行が遅いという印象にもなってしまいます、
フリーランスのデザイナーでは、1日の時間をどういう風に使うか、配分が大事になってくるので1案件をどれぐらいの期間や時間でこなすか決めます。
最初のうちはこのデザインにどれぐらいかかるか感覚がつかめません。
案件をこなしていくうちに、自分のスタイルや感覚にあった条件を提示してフリーランス側にも不利にならないような交渉をしましょう。
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慣れてきたら「5回までは修正が無料です」「〇回目以降の修正は、有料で1回1000円です」などと条件を付けてから契約するとスムーズに進みやすくなります。
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グラフィックデザイナーのフリーランスでつらい時【諦めも肝心】:まとめ

グラフィックデザイナーのフリーランスでつらいと思うこともありますが、それ以上に自分で稼いでいる充実感と自由に働ける環境の方が会社員よりよっぽどましです。
自分が「つらい」と感じた場合は、その心の声をきちんと聞いてあげて諦めることも大事。面倒だから全てを諦めてしまうのではなく、最低限の努力をしつつ力を抜きましょう。
なんなら、会社組織ではフリーランスデザイナー以上に、仕事以外での人間関係などにも心が疲弊しがち。
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全てクライアントファーストだと、フリーランスのグラフィックデザイナーの立場も弱くなり、無理なお願い、安価での仕事を引き受けるなどいいことはあまりありません。
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実績をある程度積んでくると、自分なりの傾向と対策も分かってくるので、焦らず一歩ずつ経験を積み重ねていきましょう(^^)
全てはそこから動き出します!
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