これは、私が会社員時代に副業を行っていた確定申告書です。(これは白色申告)
給与以外にも収入がある場合は、確定申告をする必要がある場合があるので、経験談をもとにお話ししようと思います。
確定申告は、1月~12月までの1年間の所得を計算し、収める税金を計算するものなので、提出期限ギリギリで慌てないで済むように事前にいろいろ知っておきましょう!
マジで最初は混乱しますが、だんだん慣れてきますので安心してくださいね^^
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ランサーズで副業の収入を得た場合、課税対象ですよ
ランサーズでお仕事をして収入が発生した場合、もちろん課税の対象に。
副業でも、事業を行って得た収入は課税の対象となります。
年末調整を行う会社は、「本業の会社の1か所のみ」と決まっているため、ランサーズで得た収入は「雑所得」として申請します。
確定申告の所得の内訳の項目で、所得の種類「雑」と記入。
ランサーズで副業する場合、確定申告が必要な人・そうでない人
ランサーズで副業する場合、下記に該当する人は、確定申告をする必要があります。
- 給与所得以外に、副業の利益が20万(収入-経費)以上の人
利益が年間で20万円を越える場合は、確定申告が必要です。
利益は、総収入額から必要経費を引いたものになるので、その金額が20万を越えなければしなくてOKということです。
私の場合ですと、売上から必要経費として差し引いたものは以下になります。
- チラシデザインの為に購入した有料写真素材
- 実績宣伝用のHPのサーバー・ドメイン代
- Word Pressの有料テンプレート代
- コピー用紙代 など
副業でも必要経費は認められるので、副業をするために必要で買ったもののレシートは取っておきましょう。
ランサーズで副業する場合、確定申告すると会社にバレる?バレない方法とは
副業する場合、ランサーズ以外でも、利益が年間で20万円を越える場合は、確定申告が必要です。
申告しないと脱税で、本来収めるはずの税金よりもたくさん払わないといけない罰則もあるので気を付けましょう。
勤めている会社が副業を禁止又は、よく思っていない場合は、副業するのビクビクしますよね^^;
私も何とか会社にバレてはいけないと悩みまくりました。
実際に実践して、副業を数年していましたが、副業は会社にバレずに済んだ方法はコレです。
- 確定申告書の住民税の徴収方法で「自分で納付する(普通徴収)」に〇を付ける。
- 会社の人や身近な知人に副業していることを言わない
住民税の徴収方法には、「特別徴収」と「普通徴収」があります。
特別徴収(給与から差引き)に○をしてしまうと、会社が代わりに納税してくれますが、収入が増えたことによる住民税の増加で、副業がバレてしまいます。
収入が増えると比例して、住民税の納付額が高くなります。
確定申告書の住民税の徴収方法で「自分で納付する(普通徴収)」に〇を付ける
普通徴収(自分で納付)に○を付けると、自分で住民税を納付する手間はありますが、納付書も直接自宅に届き、コンビニでも簡単に払えます。
副業が会社にバレるのがまずい人は、確定申告時に普通徴収で申請しましょう。
ココに注意
ただし、普通徴収が100%会社にバレないという確約はありません。本当に心配な場合は、お住まいの自治体や税理士さんに相談してみましょう。
会社の人や身近な知人に副業していることを言わない
これも意外と重要です。
うかつに身近な人に自分が副業をしていると、ひょんなことから噂が広まり会社側にバレてしまうことがあります。
どういう経緯でバレるかも分かりませんので、会社に副業していることがバレたくないのであれば、極力周りには言わないようにしましょう。
副業で稼げるようになってきたら、友達や会社の同僚に言いたくなる気分にもなりますが、リスクは避けるべきです。
ランサーズで得た副業収入を簡単に確定申告する方法
会社員時代に副業をやっていた時は、白色申告で、計算したものを手書きして税務署に郵送していたりしました。
1年分を後から計算しようとしても、「あの領収書はどこに行ったっけ?」「1つ1つの項目を計算をするのが面倒」という事態にもなります。
ただ、振り込みがあった分だけを申告するだけではなく、それぞれの売上高(手数料などを引く前の金額)、必要経費、保険料控除、基礎控除、など、かなりたくさん管理する項目が多いです。
今では、ネット上で確定申告の金額が管理できる会計ソフトがたくさんあります。
一番ランサーズと相性がいいのは、クラウド会計ソフト「マネーフォワード」です。
会計ソフトには「自動連携」という機能があって、例えば、ランサーズで1つのお仕事が終了した時に、売上と支払い手数料を自動でデータを取り込んでくれます。
主にランサーズとクラウドワークスの取り引きが多いため、クラウド会計ソフト「マネーフォワード」であれば、自分で計算する必要がありません。
ランサーズで得た副業収入があった場合、白色申告?青色申告?
確定申告の種類 | 控除のある・なし | 帳簿付け | 決算書の種類 |
白色申告 | 特別控除なし | 必要 | 収支内訳書 |
青色申告(事前の申請必要) | 10万円の控除あり | 必要 | 青色申告決算書 |
青色申告(事前の申請必要) | 65万円の控除あり | 必要 | 青色申告決算書 |
私が、会社員時代に副業をしていた時は、全て白色申告で申請していました。
ランサーズやその他の副業も含めて収入は、年間60万ぐらいだったので、事業規模も小さく、雑所得に分類していたので白色申告でした。
副業が、給与所得の場合や、事業にする程大きな規模でなく、雑所得等の場合は青色申告をすることができません。
確かに、青色申告の場合は、節税効果が高いですが、申告の手続きや帳簿の付け方がいろいろ面倒なため、ランサーズで副業収入があった場合は、白色申告で良いと思います。
申告できる所得の種類
- 青色申告・・・事業所得、不動産所得、山林所得 いずれかの所得がある場合
- 白色申告・・・上記以外
まとめ:ランサーズで副業する時は年間利益が20万以上で確定申告が必要
給与所得以外に、ランサーズでの副業で利益が20万(収入-経費)以上ある人は、確定申告が必要となります。
副業が会社にバレたくない人は、確定申告の際に、住民税の徴収方法の項目で「自分で納付(普通徴収)」に〇をつけておけば、最低限の対策はクリアです。
「確定申告って提出直前の数か月前から取り掛かればいっか」という考えだと、後からかなり焦ることになります。
ランサーズの副業をやってる人は、自分で入力しなくても自動で売上を取り込んでくれるクラウド会計ソフト「マネーフォワード」を使うと、時短で処理できるのでおすすめです。