
作った方がいいのは分かったけど、「あれ?実際どうやってどこに作るの?」と悩んだ経験があります。
サイトマップは、下記の目的として2つが必須です。
- サイトに訪れたユーザーのため
- 検索の神であるGoogleのために
この記事では、初心者でも簡単に2つのサイトマップを作る方法とサイトマップが2つ必要な意味について解説しています。
Contents
1.【ユーザー向け】固定ページにサイトマップを作る方法はプラグインの「PS Auto Sitemap」
サイトマップを固定ページに作る場合、ユーザー向けに作ることになります。
【ユーザー向け】サイトマップの作り方
自力でサイトマップを作るのは大変なので、Wordpressのプラグインである「PS Auto Sitemap」で簡単に作ることができます。
自動でサイトマップを生成してくれるので時短で楽に作りましょう。
- WordPress管理画面のダッシュボード「プラグイン」→「新規追加」→PS Auto Sitemapを検索→インストールをし「有効化」
- サイトマップ用に固定ページを作成
- 「設定」→「PS Auto Sitemap」から詳細設定
- サイトマップ用に作った固定ページのIDを記入し、生成されたタグを貼り付ける
まずは、プラグインのPS Auto Sitemap
サイトマップを簡単に作るには、まずプラグインの新規追加で「PS Auto Sitemap」を検索します。
「今すぐインストール」ボタンを押して、その後「有効化」のボタンを忘れずに押しましょう。
サイトマップ用に固定ページを作成
サイトマップを表示させるための新規の固定ページが必要です。
ダッシュボードの「固定ページ」→「新規追加」で、タイトルを「サイトマップ」と記入。右側の「下書きとして保存」のボタンを押しておきます。
「設定」→「PS Auto Sitemap」から詳細設定
「PS Auto Sitemap」のプラグインをインストールして、有効化すると、ダッシュボードの「設定」のところに、「PS Auto Sitemap」が表示されます。
サイトマップ用に作った固定ページのIDを記入し、生成されたタグを貼り付ける
「PS Auto Sitemap」の設定の画面で、下の方に「ご利用方法」の中に出てきた、タグをコピーします。
先程下書きで作った、サイトマップ掲載用の固定ページで、「ビジュアル」タブではなく「テキスト」タブの画面で、コピーしたものを貼り付けます。
サイトマップを表示する記事は、ダッシュボードの「固定ページ一覧」からIDを確認することができます。
あとは「変更を保存」を押して完了です。
サイトマップに表示させる階層を「第1階層~第10階層」まで変更可能ですが、こだわりがない人は「制限なし」でいいと思います。
「スタイルの変更」の項目でデザインを13種類ぐらいから選ぶことができますが、こちらもこだわりがなければ「スタイルなし」を選択でOKです。
設定も難しくないので、5分ほどあればできる内容です。
ユーザー用にサイトマップを作るメリット
「でもサイトマップをユーザー用に作るメリットなんてあるの?」という疑問が私も最初は思っていました。
メリットは2つです。
- ユーザーが訪れたサイトの全体像を把握できる
- 収益化を考えている人は、Googleアドセンス審査の時にサイトマップが必要になる
ユーザーが訪れたサイトの全体像を把握できる
サイトへのユーザーの流入は、固定ページだったり、記事ページからだったり、読みたい記事も様々。
訪れた1つのページの中に、本で言う「見出し」に当たるものってないですよね。
本を読む時だって、目次を見て自分が興味のある部分だけを読みたくないですか?
「このサイトはどんな記事があるのか」「自分が読みたい記事を探したい」場合など、ユーザーに対してストレスを与えることなく、目的の記事を見つけてもらいやすくなります。
あなたも他のサイトに訪れて「なんか分かりにくいし、読みたい記事をどこから探せばいいか」と思ってしまうと、すぐそのサイトを閉じてしまうと思います。
せっかく自分のサイトに訪れてくれた人が離脱してしまうということは、ユーザーにとって見にくかったサイトとなってしまうわけですね。。(^^;
サイトの滞在時間が短いと、グーグルから「有益なコンテンツではない」と評価されてしまうので、Webでの検索順位も落ちてしまい、アクセスも集まりづらくなります。
収益化を考えている人は、Googleアドセンス審査の時にサイトマップが必要になる
自分が作ったサイトの収益化を考えていない人はスルーしてくださいね。
グーグルアドセンスとは、自身のサイトに広告を貼って自動で表示される広告バナーなどを、サイトに訪れた人が見たり、クリックしたりすることで収益が発生するグーグルのシステムです。
グーグルアドセンスの審査に通るためには、いくつかの条件をクリアしなければいけません。
その中に、「サイトマップの生成が必要」だからです。
明確なグーグルからの指摘はありませんが、アドセンス審査に通過した人たちは、ほぼサイトマップを作って合格をさせています。
グーグルは「ユーザビリティ」を重視しているため、検索してきた人たちのことを一番に考えて作られたサイトを評価し、検索結果の順位も上がる傾向にあるんです。
2.【Google向け】サイトマップを作る方法はプラグインの「Google XML Sitemaps」
ユーザー用に固定ページでサイトマップを作りましたが、今度は検索エンジンのグーグルに対してのサイトマップを作成します。
新しく記事を書いても、グーグルのクローラー(記事を発見してくれる検索ロボットのようなもの)に来てもらい記事を見つけてもらえなければ、ずっとWebの検索結果に表示されないままです。
順位が上がってこないと、誰からも読まれないし、収益化を考えている人は報酬も発生しません。
こちらも簡単にグーグル用のサイトマップを簡単に自動で作れるので安心してください!
- WordPress管理画面のダッシュボード「プラグイン」→「新規追加」
- Google XML Sitemapsと検索→インストールをし「有効化」ボタンを押す
まずは、プラグインのGoogle XML Sitemaps
グーグル向けのサイトマップを簡単に作るには、プラグインの新規追加で「Google XML Sitemaps」を検索します。
「今すぐインストール」ボタンを押して、その後「有効化」のボタンを忘れずに押しましょう。
「設定」→「Google XML Sitemaps」から詳細設定もできる
「Google XML Sitemaps」のプラグインをインストールして、有効化すると、ダッシュボードの「設定」のところに、「Google XML Sitemaps」が表示されます。
細かな設定もできますが、基本的に設定変更の必要はありません。
ただ、サイトの中でグーグルのクローラーに検索してほしくない記事などがあれば、「固定ページ・投稿ページ・カテゴリー・個別記事」単位での設定変更もできます。
さらに、下記記事で、詳細な設定内容やグーグルサーチコンソールの設定についても書いています。
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まとめ:サイトマップはGoogle用とユーザー用に必要!
以前は、「サイトマップなんて形式的なものでしょ?」と軽々しく思ってましたが、だんだん知識がついてくると絶対に見過ごせないものだと気づきました^^;
しかもサイトマップはグーグル用とユーザー用に2つ作ることが最低限やっておくべき対策です。
難しい設定はしなくても、ワードプレスのプラグインで初心者でも簡単に作れてしまいます。
検索に訪れてきた人に対して、検索エンジンでサイトの順位を決めているグーグル用にも書いた記事を見つけてもらえるという大きなメリットがあるので必ず作っておきましょう。